アラスカ旅行記④

4日目。(デナリ登山的には2日目)

5時起床、雪の為二度寝。

9:30起きて飯、パスタ。

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相変わらず雪。

視界悪くて行動しているパーティ殆どいなくて停滞するかな~と思っていたが…。

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一緒に入山したお隣さんパーティ、出発の模様。





日本じゃトレース目当てとか絶対にしない事だが、この時は他人のトレースをめっちゃアテにしており(クレバス的に)…大変申し訳ないがストーキングする事に…。

急いで飯食って撤収して準備、トレースをついてゆく…。





が、これが間違いだった…。勿論彼らはしっかりと自立した素晴らしいスキーヤー(クライマー)達で素晴らしいトレースだったのだが、薄いトレースは風雪で一瞬で消えてしまった…。

トレースをアテにするなら団体さんが作ってくれるしっかりとしたトレースをアテにするべきだった。





ま、トレース目当てとかアホかと思いましたね…(ホントお前何で一人で来たの?って感じ)





という訳でホワイトアウトして余裕のロスト。
進むべき方角は分かるけど目の前がクレバスかもという恐怖で進めなくなってその場でテント張る事に。

2日目にして氷河に1人で来た事をとても後悔しました…。





※まぁでも喉元過ぎれば何とやら…氷河に一人では二度と行かんと思ったはずなのに…また行きたいと思ってしまうのは何故なのでしょう…。





という訳で何とC1に辿り着けず就寝。

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夜中除雪に起きてみると…。

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ちょっと視界が晴れて…。

やっぱり進行方向にクレバスがパカパカ開いてますなぁ…。

この先進まなくて良かったと思うのと、この雪で蓋されて隠れてるのもあるよなぁ、と不安になりました…。





続く。

アラスカ旅行記③

3日目続き、BC入り。

飛ぶか飛ばぬか分からぬままコーヒー飲みながらボヘーっと待ってたら突然『飛ぶぜ!40秒で支度しな!』と言われる(ウソ)

という訳で急いで準備。貴重品は金庫で預かってもらえる。
それ以外の不要なスキーバッグやら旅行用カバンなどは倉庫へ。

で、出発。ぶーん。19時ちょい前ぐらい。
前はパイロット+1人、後部座席は3人の定員5人。もっと大きい機体もあった。

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ヘッドセットはボタンを押すと会話が可能。

皆様パイロットと会話していたが内容は全く分からず…。

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徐々に雪が出てきて…。

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山がツンツンしてきて…。

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氷河が出てくる…。

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人生初氷河。ビビる…。

そして小一時間のフライトで…。

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カヒルトナ氷河に降り立つ…。





で、いきなりトラブル発生

セスナには自分、スキーヤー2人、スプリットボーダー1人の計:4人。スプリットボーダーの方はソロという訳じゃなく、お仲間が先にBC入りしていた模様。で、セスナには人数分4個のソリが積まれていたが、セスナから荷物を降ろしてわちゃわちゃしていた時にそのお仲間様がソリ1個に荷物を乗っけて持っていってしまった。そしてスキーヤーの方が1個ずつ使用、スプリットボーダーの方も勿論1個使用。





俺の分のソリないやんけ!!!





そしてスプリットボーダーの方から「セスナのランディングの邪魔になるから早く荷物どかせ」と言われる・・・・・・『てめーの仲間が俺のソリをパクっていきやがったから困ってんだよ!』と言いたかったが英語が何も出てこず…。

すごすごとダッフルを引きずってどかす…。





そしてとりあえずホワイトガソリンを貰いに行く。
ホワイトガソリンはセスナ会社に自分が必要な分の料金を支払い(1ガロン単位)、カードに購入量が記載される。そのカードをBCマネージャーに渡してホワイトガソリンと交換してもらう。ホワイトガソリンは危険物なので客とは別に運んでいるのでしょうな。

で、資材テントの横に大量にソリが置かれているのを発見!

BCマネージャーに身振り手振り「スレッド?」と聞くと「スレッドのフィーは払ったのか?」と言われたので、「イエス、テンダラー、あーなんというかソリを誰かに持ってかれたというか…」とバリバリ日本語で言ってたら「まぁ持ってっていいよ」と言われ何とかソリもゲット…良かった…。





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という訳で水作ってご飯。手記によるとラーメン。

明るいけど夜22時。本当にヘッドライトはいらないですね。

ちなみにセスナ会社から買える/レンタルできるものは、ホワイトガソリン、ソリ、竹竿(25本セット)、FRS無線。FRS無線は規格的に日本では使えないが、端末の操作とか事前に確認したかったので自分で用意した。





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おやすみなさい。

続く。

アラスカ旅行記②

3日目。

デナリ登山への入山口、タルキートナまでの移動。
バス予約が分からなかったのでアラスカ鉄道で。
web予約で簡単、あとアラスカ鉄道乗ってみたかったのよね~。

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スキーバッグ引きずってアンカレッジ駅へ。

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チケットもらって外で荷物を預ける…。

予約確認書に荷物は23kgの重量制限と特大荷物は手数料が…とか書いてあった気がするが(ダッフルバッグに食料燃料追加して30kgぐらいになってる)よく分からないのでそのまま持っていったが何もなく載せてくれた。

あとホテル?とか聞かれてよく分からず自分が泊まっていたホテルの名前とか言ってたが、どうやらタルキートナでホテルに泊まるならそこに荷物届けるからホテルの名前は?と聞かれているようだった…。

そのあと何か食べたような?ブリトーだったかな?こじんまりとしたカワイイ駅構内で食べましたね。

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普通車にしたけど座席は広くてとても快適!ちょっと高い展望車チケットもある。

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しかし普通車にも展望席あり!

20分の時間制限だぜ的な事が書いてあるような気がするが、ガラガラだったのであまり関係なかった。

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という訳でタルキートナ駅に到着!

荷物を引き取って予約したセスナ会社に迎えに来てもらう…ので、Goggle翻訳で文を確認していたら…駅員がやって来て『俺が連絡してやるからセスナ会社教えな!』と連絡してくれた…感謝(涙)

ちょっとこの後も色々あるが、とにかく親切な人が多くてビックリしましたね。





ちなみに現地で使っていた通信手段は(SIM)は日本で用意した「H2O」
Amazonで売ってる100円ぐらいのSIM買って自分の好きなプランをチャージするだけ、日本語で簡単。

アメリカ大手AT&TのMVNOなのでエリアも不満なし…だったが、デナリでは使えなかった。山じゃ使える訳ねーだろと思うかもしれないが、一応エリアマップだとC4ぐらいから上はカバーされていたのと、実際にC4では衛星電話じゃなくてケータイで電話している人は結構いた。(かと言って山での通信手段としてケータイをアテにしてたワケじゃないヨ、エリアマップ通り使えたらいいなぐらい)

現地でもプリペイドSIMは選り取り見取りというハナシだったが、アクティベートでトラブった時とかに英語分からなくて困りそうだったので日本で準備していきました。別に現地で買うより高いとかもないしね。





という訳で親切な人に助けられながらセスナ会社へ…。

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TALKEETNA AIR TAXI!TAT!

ここの人達もめちゃくちゃ親切!バンクハウス(後述)もめちゃめちゃ快適で…他を知らないだけだけど、次行く事あってもここやな!という訳でGoogle翻訳を駆使して手続きし、入山登録の為にレンジャーステーションへ移動。

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たまたま逆方向の列車が通り過ぎる。世界の車窓から。

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小腹が空いたのでSpinach Bread…を時間が無くなって歩きながら食べました。

タルキートナ、素敵な町です!
入山前は駆け足だったので、下山後の記事でまた書きます。

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ネコと遊んでいたら時間が…予約時間ギリギリに到着。

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とても良い雰囲気です。

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説明。

ノーイングリッシュなので日本語の資料を使ってくれました…。

登山に伴う危険、キャッシュ(デポ)やトイレのルール、装備の確認など。
短くシンプルなオリエンテーションでしたが、ワタシの敗退に絡む非常に重要なものでした…反省についてはすごく長くなりそうなのでまた今度(最後?)

トイレ缶を抱えてTATのオフィスに戻る。16時前ぐらいだったかな?

そして「今日BC入りしたいか?」的な話をしました。
これは悩みました。というのもこのちょっと前から山の天気は崩れだしており、翌日からも暫く天気は悪そうな感じ…この日も天気良くはないが、ギリ飛べてBC入りできるかも、という日でした。

BC入りしても天気悪くて暫くBCで停滞になる可能性もあるのだったら町で待機するか…それとも飛べる内にBC入りした方が良いのか…と悩み、まぁやっぱり行けるうちに行ったほうが良いやろと「飛べるなら今日で」と伝えて待つ事2時間…。

『Hey Guys!』

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いざ…。

続く。

アラスカ旅行記①

今年は例年の冬の北海道2週間休みを取らなかった代わりに、初夏のアラスカ4週間休みを取りました。

という訳で細かい事を忘れない内に振り返りたいと思います。





まず成田空港から出発。

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シアトル経由。

写ってるのはアラスカ航空ですが、利用したのはデルタ航空。とっても快適でした。
まず最初の関門は入国審査&税関・・・と思っていましたがすんなりでした。

というのも食品の持込で『肉エキス』でもNGらしく、なのでカップラーメンは勿論、具無しのサッポロ一番でも粉末スープにエキスが使用されているのでNGとの事…。遠征用食品を大量に準備したのに税関で大半を捨てられたとかいうのもネットで見ていたので…。

実際には普通の旅行ぐらいではカップラーメンの1、2個持っていたところで食品持込なしにチェック入れてノーチェックが普通みたいですが、流石に120Lのダッフルバッグパンパンなのに食品持込なしとはウソつけないだろうと…。
という訳で持ち込む食品は全て肉エキスが使用されていないものを準備して税関申告書も細かく書きましたが…申告書を1秒ほどチラ見しただけでノーチェックでした。

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パッキングはこんな感じ。

飛行機の受託荷物は23kg×2個まで無料。patagoniaのBlack Hole120Lと190cmのスキーバッグの2個。ダッフルバッグの中に荷物を詰めた80Lのザックが入っているマトリョーシカ方式。
40Lのザックを機内持ち込み手荷物でって感じ。

という訳で乗り継ぎも特に問題なく無事アンカレッジへ。

190cmのスキーバッグを乗せられるタクシーを探してウロウロしてたら見知らぬオジサンがタクシーに案内してくれた…親切(涙)

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ホテルのチェックインすらあたふた、Google先生お願いします(翻訳)

ちなみに英語は全く分からない…事前に『わかる中学英語』みたいな本を読んでみたけど、そもそも『動詞』とか『形容詞』とか書いてあってもまずその日本語の意味が分からないのでムリだった(中卒)

何一つ勉強というものをした事がないからなぁ…。





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裏山が既にかっこよくてテンション上がります。

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とりあえずアンカレッジは2泊で準備の予定。

初日はBig Raysというアウトドアショップでガソリンストーブとガス缶、THE NORTH FACEで帽子を買いました。

※事前にデルタ航空に問い合わせたところ、ガソリンストーブは新品でもNGと言われたので現地調達にした。
 実際は使用済みのを持ってかえってこれたけど。
 行きも多分大丈夫だろうと思ったけど、万が一捨てられたらショックだもんなぁ…。

あとお酒は日本みたくそこら辺でどこでも売ってる訳じゃないという衝撃の事実、知らなかった。
ホテルに酒の自販機とかあり得ないんですね、これ知らずに初日は酒を手に入れられず就寝。

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2日目は市バス(ピープルムーバー)で移動。どこで乗ってどこで降りても2ドル。先払い。

日本食品豊富なSagayaやWalmartで食品を購入。この日はしっかりお酒も買いました。
アウトドアショップはREIとAMHに行ってみる。
40belowのナルゲン用ネオプレン保温カバー買いました(お気に入り)

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そしてホテル戻って準備…。

これでアンカレッジでの準備2日間おわり。





なんかスゲー長くなってしまった…ので今日はここまで!

ただいま。

昨日アラスカから帰ってきました。

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デナリは…。

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肺水腫で…。

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敗退しました…。

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アラスカドライブ。

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どこでも良い景色。

という訳でこれから珍しく振り返りの時系列を書いていきたいと思います。(多分)
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