アラスカ旅行記⑥

デナリ登山4日目。





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お・は・よ・う・ございまーす!

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夜は小雪。晴れ間あるけど上は天気悪そう。

ちなみに天気予報は毎日20時に1チャンネルで聞ける。

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天井にぶら下げたFRS無線で天気予報を聞くの図…何言ってるか分からないけど。

てきとーにスキャンすると他の隊の交信もたまに聞こえる…何言ってるか分からないけど。

他の天気予報の入手方法としてはセスナ会社から教えてもらった天気予報が聞ける電話番号があるが…なんとinmarsat(IsatPhone)はBC~C3まで繋がらなかった…(大きすぎる誤算)
これについては後述…(多分)





現在地はC1。今日は荷上げ。

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とりあえずC3までか?C2は風が当たるからあまり使われてないよとか言ってたような…。

という訳で荷上げ荷上げ。うーん…滑って降りてくる予定なのでソリはなし!荷上げ分は全部背負う事に。でもこの辺は人それぞれ。背負う分軽くしてソリ引っ張って、降りる時は空のソリを背負って滑ってきたり。





で、チンタラ荷上げするも…。





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うーん…ホワイトアウト!w

結構雪深いし…。

C2付近で立ち止まってクリフバー食べながら手温めてたら、わざわざテントから出てきて「大丈夫か?」と声掛けてくれる人いたり…ホワイトアウトで立往生してるように見えた模様、親切(泣)

で、その先もちょっと進んだが3000メートル付近の平坦な台地で進むべき方向が全く分からなくなりここにデポする事に。

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他にもデポしているパーティがいて安心。

みんなモコモコダウンを着るぐらいには寒い。

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トレースに沿って降りる…視界悪し。

まぁ視界悪いが新雪だしデナリで初めてのスキーだしそれなりに楽しんでいたら…。





『緊急事態発生』





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C1より少し上付近でクレバス落下事故発生。

同じウェアの韓国人?5人パーティの内の1人が落下した模様。
別パーティーのガイドさんっぽい方の主導でレスキュー。

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みんなでレスキュー。

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微力ながら手伝う…。

事故は14時ごろ。テントに収容されヘリは2時間で来るから頑張れ!と励まされていましたが、結局ヘリが来れたのは翌朝の9時ごろ。

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クレバス横目に降りる…。





いや~クレバスというものをナメてました…。
トレース上で落ちていた事、5人パーティでも救助できない状況なのにその中で1人という無力な事。

トレースに沿って行けば大丈夫だろう、と思ってましたがトレース上で事故起きてるし、そもそもトレースなんてちょっと吹雪けば一瞬で消えるし…。

行く前はパウダー滑り放題やん!とか思ってましたが、トレース上でも落ちるのにまっさらな斜面なんて余計にどこにクレバスあるのか分からず…もう怖くて滑れませんよ…。

と思いましたね…。

続く。
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阻止。

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すかさず1ヶ月広告阻止…。

今日明日続き書く…つもり…。
(毎日ゲームで忙しい)

アラスカ旅行記⑤

5日目。(デナリ登山的には3日目)

しばらくデナリ登山の為、以後は山での日数で書く。





最早ムカシの事すぎて覚えてないのでメモ書きを頼りに思い出す…。

メモ書き 「1:00 除雪、ショベル伸ばせず、溶かして伸ばす」





???





あー、そういえばスコップを収納状態でダッフルに括り付けて運んでたから隙間から入った水分が凍って伸ばせなかったような(初歩的)

そのまま除雪してたけど短すぎて腰がヤラれそうだったのでテント内に持ち帰ってストーブ焚いて溶かして伸ばしたような…段々思い出してきた。

メモ書き 「8:30 起きる、めし(パスタ)」

メモ書き 「9:30 偵察、クレバスこわい、DEEP、ラッセル大変」





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必殺、禁断のヒトリでクレバスを探るの術。

ゆっくり起きて後続トレースを待とうと思ったが誰も来ず。まだ白夜の行動ペースに慣れていなくて感覚が狂った。3時起き5時行動開始の山岳部的な感覚ではなく、日が長いので8時起き12時行動開始みたいな感じ?

本当は誰かが来てから行動するのが良かったけど晴れ間が出て気が早って一人でコソコソする。
(クレバス落ちるにしても目撃者いるとよいよね)

という訳で空荷でトレースを着けてテントに戻って出発準備。

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新雪は綺麗だが…。





という訳でトレースはつけたが荷物が重いものは重いのでヒーコラ進む。
雪がソリの上ににガンガン乗ってきてちょっとイライラする。

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C1より手前にもテント張ってるパーティあり。

自分もそうだけど張れる所で張る。





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という訳でようやくC1着。翌日も泊まる予定なのでちょっとキレイに整地。

この後トイレ大。
写真手前に写っている緑色の缶にビニールを広げて行う。
いつもはビールガブガブの影響なのか年中下し気味だが、山に入ってからはノー酒なので大は固まっててトイレ自体は快適だったが…。





キレた(痛い)





いやはや『雪の上でアナちゃんがキレてしまうとは』(苦痛)

雪の上で『ありのままをさらけ出しレット・イット・ゴー』した結果を『アナ雪』と言います。

ディズニーは偉大であります。





これも乾燥の影響?
乾燥してるで、という事で顔や手は化粧水やハンドクリームでケアしていた。それでも小まめに塗るのめんどくさくてケアが不十分で顔がボロボロだったり、爪と指の間がどんどん開いていって痛かったけど、まぁそれは想定内。

アナ雪は想定外だったわ。直後は快便やと思ってたけど翌日以降から違和感あり、C3で大したらイタすぎてペーパーが赤く染まってて戦慄しましたわ…。これはアナにもJ1か?





という訳で終日天気良さそうに見えるが、パッと一瞬の晴れ間に写真撮ってるだけで基本は視界悪し。

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ガスーン。現像補正、これでも視界良い方だったかな?

メモ書き「20:30 ねる(中々ねれない)」





続く。

アラスカ旅行記④

4日目。(デナリ登山的には2日目)

5時起床、雪の為二度寝。

9:30起きて飯、パスタ。

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相変わらず雪。

視界悪くて行動しているパーティ殆どいなくて停滞するかな~と思っていたが…。

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一緒に入山したお隣さんパーティ、出発の模様。





日本じゃトレース目当てとか絶対にしない事だが、この時は他人のトレースをめっちゃアテにしており(クレバス的に)…大変申し訳ないがストーキングする事に…。

急いで飯食って撤収して準備、トレースをついてゆく…。





が、これが間違いだった…。勿論彼らはしっかりと自立した素晴らしいスキーヤー(クライマー)達で素晴らしいトレースだったのだが、薄いトレースは風雪で一瞬で消えてしまった…。

トレースをアテにするなら団体さんが作ってくれるしっかりとしたトレースをアテにするべきだった。





ま、トレース目当てとかアホかと思いましたね…(ホントお前何で一人で来たの?って感じ)





という訳でホワイトアウトして余裕のロスト。
進むべき方角は分かるけど目の前がクレバスかもという恐怖で進めなくなってその場でテント張る事に。

2日目にして氷河に1人で来た事をとても後悔しました…。





※まぁでも喉元過ぎれば何とやら…氷河に一人では二度と行かんと思ったはずなのに…また行きたいと思ってしまうのは何故なのでしょう…。





という訳で何とC1に辿り着けず就寝。

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夜中除雪に起きてみると…。

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ちょっと視界が晴れて…。

やっぱり進行方向にクレバスがパカパカ開いてますなぁ…。

この先進まなくて良かったと思うのと、この雪で蓋されて隠れてるのもあるよなぁ、と不安になりました…。





続く。

アラスカ旅行記③

3日目続き、BC入り。

飛ぶか飛ばぬか分からぬままコーヒー飲みながらボヘーっと待ってたら突然『飛ぶぜ!40秒で支度しな!』と言われる(ウソ)

という訳で急いで準備。貴重品は金庫で預かってもらえる。
それ以外の不要なスキーバッグやら旅行用カバンなどは倉庫へ。

で、出発。ぶーん。19時ちょい前ぐらい。
前はパイロット+1人、後部座席は3人の定員5人。もっと大きい機体もあった。

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ヘッドセットはボタンを押すと会話が可能。

皆様パイロットと会話していたが内容は全く分からず…。

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徐々に雪が出てきて…。

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山がツンツンしてきて…。

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氷河が出てくる…。

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人生初氷河。ビビる…。

そして小一時間のフライトで…。

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カヒルトナ氷河に降り立つ…。





で、いきなりトラブル発生

セスナには自分、スキーヤー2人、スプリットボーダー1人の計:4人。スプリットボーダーの方はソロという訳じゃなく、お仲間が先にBC入りしていた模様。で、セスナには人数分4個のソリが積まれていたが、セスナから荷物を降ろしてわちゃわちゃしていた時にそのお仲間様がソリ1個に荷物を乗っけて持っていってしまった。そしてスキーヤーの方が1個ずつ使用、スプリットボーダーの方も勿論1個使用。





俺の分のソリないやんけ!!!





そしてスプリットボーダーの方から「セスナのランディングの邪魔になるから早く荷物どかせ」と言われる・・・・・・『てめーの仲間が俺のソリをパクっていきやがったから困ってんだよ!』と言いたかったが英語が何も出てこず…。

すごすごとダッフルを引きずってどかす…。





そしてとりあえずホワイトガソリンを貰いに行く。
ホワイトガソリンはセスナ会社に自分が必要な分の料金を支払い(1ガロン単位)、カードに購入量が記載される。そのカードをBCマネージャーに渡してホワイトガソリンと交換してもらう。ホワイトガソリンは危険物なので客とは別に運んでいるのでしょうな。

で、資材テントの横に大量にソリが置かれているのを発見!

BCマネージャーに身振り手振り「スレッド?」と聞くと「スレッドのフィーは払ったのか?」と言われたので、「イエス、テンダラー、あーなんというかソリを誰かに持ってかれたというか…」とバリバリ日本語で言ってたら「まぁ持ってっていいよ」と言われ何とかソリもゲット…良かった…。





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という訳で水作ってご飯。手記によるとラーメン。

明るいけど夜22時。本当にヘッドライトはいらないですね。

ちなみにセスナ会社から買える/レンタルできるものは、ホワイトガソリン、ソリ、竹竿(25本セット)、FRS無線。FRS無線は規格的に日本では使えないが、端末の操作とか事前に確認したかったので自分で用意した。





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おやすみなさい。

続く。